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進み行くインプラント治療 組織再生の可能性

削って埋めるだけじゃない!

わたしたち歯科医の仕事には様々なものがあります。よく知られているものには以下のようなものがあるでしょう。

齲蝕治療:            虫歯に侵された歯を切削して金属や光重合レジン(プラスチックのようなもの)で修復する治療。

歯周病治療:         歯槽膿漏と一般的に言われるもので、歯が植わっている歯茎の骨が吸収し歯がぐらついてくる病気です。プラークコントロールをしたり歯石を取ったり、外科的に歯周ポケットを除去して治療します。

義歯製作:            抜けてしまったところを入れ歯を作って治療します。

抜歯処置:            親知らずなどの要らない歯や保存不可能になった歯を抜くことによって治療します。

これ以外には虫歯にならないために行なう予防処置、歯列の不正を治す矯正治療、顎の関節の痛みや歯ぎしりを治療する顎関節症の治療。
抜けてしまった歯の代わりにチタンやチタン合金の人工の根を顎の骨の中に埋め込んで噛めるようにするインプラント治療があります。


                    抜けた歯を補う最善の方法

このインプラントと言う方法は現在のところ抜けてしまった歯を修復するのは最良の方法です。



入れ歯による方法では噛む力や咀嚼能率は元の歯の1/3くらいになりますが、インプラントによる方法では人工歯根が骨にがっちりくっついているので元の歯と変わらない力が出せます

インプラントの適応症の拡大を目指して・・・


インプラントは最善で予知性の高い治療ですが全ての症例に適応するとは限りません。

顎の骨がしっかりしていないとインプラント治療も行なうことができません。

歯が抜けてしまうと顎の骨は吸収されて行きます。

しかし現在の最先端の治療ではなくなった顎の骨を作ってやることが可能になってきました。


 さらにより早く高度に組織の再生を促すためにPRP(多血小板血漿)を用いた方法が研究開発されています。


PRPとは

血液の中には血小板と言う成分が含まれています。その血小板の中のα顆粒と呼ばれるものの中にはgrowth factor(成長因子)と呼ばれるものが含まれており、組織が再生する時に大きな鍵を握ります。

通常傷が治ろうとする時にも血小板が集まってきてこの成長因子が放出されます。

PRPとは通常の血液中の血小板の数を5倍くらいに濃縮した血漿のことで自分自身の血液を遠心分離することによって作り出されます。

これを使うことにより、より多くの成長因子を放出させることが可能となり、傷の治りも通常一週間目の状態を3日ほどで得ることができます。

拡がるPRPの可能性・・・


この技術は様々なところに応用できます。
抜歯した後には骨は40パーセント程吸収されてしまいます。

しかしPRP組織再生療法を用いれば骨の吸収は押さえられ、その後のインプラントや義歯を支えるための骨を守ることが可能になります。



歯科治療もここまで進んできています

       削って埋めるだけの治療から再生治療へ・・・



当医院ではPRPを積極的にインプラント治療や骨再生に利用しています。


PRP(多血小板血漿)の採取




  1.        血液を真空採血します。

  2.        遠心分離機にかけ血球成分と血漿成分に分離します。

  3.        血漿と血球の境目のバフィーコートから2o下のところにマークしてそこまで血漿成分を吸い上げ別の試験管に移します。

  4.        2回目の遠心分離を行い、上方から3/4から4/5吸引します、これをPPP(Platelet Poor Plasma)と言います。  5.        残りの1/4から1/5を試験管ミキサーでミックスしたものがPRP(Platelet Rich Plasma)です。

  6.        別に採取した血液を今度は血球成分と血清成分に遠心分離し、血清成分の中から自己トロンビンを採取します。

  7.        10%塩化カルシウム溶液と自己トロンビンをミックスしてactivatorを作ります。

  8.        PRPPPPactivateして自家骨やDFDBA(脱灰凍結乾燥骨)、吸収性HA、吸収性コラーゲン膜等とミックスして骨の再生や結合組織の再生に利用します。


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